懸垂の平均回数はどれぐらい?年齢別・男性・女性・体重別に解説

懸垂の知識
懸垂で背中が鬼の顔を目指す人
懸垂で背中が鬼の顔を目指す人

この記事では懸垂の平均回数を知ることができます。

平均8回と言われていますが実際はもっと少ない可能性が高い理由も解説しています。

懸垂していると「懸垂の平均回数ってどのぐらいなんだろう?」と疑問に思うことがあると思います。確かに目安として知っておきたいですよね。

懸垂の平均回数を年齢別・体重別・男性・女性別に解説していきます。

結論を言うと成人男性の平均回数は8回と言われています。しかしこの数字は実際はもっと少ない可能性が高いです。その理由も解説していきます。

懸垂の年齢別平均回数!

年齢平均回数
13歳3回
14歳5回
15歳7回
18歳~30歳8回

引用元:www.livestrong.com

 

懸垂の男性の平均回数で、成人だと平均8回という数字になります。

成人男性で平均回数は8回というデータがあるので、この数字を目指して懸垂をできるようになるといいですね。

13歳から年齢が増えることで、単純に筋力がつき、回数が増えていますが、31歳を超えると運動をしなければ筋力が減っていくため、この数字よりも少なくなっていきます。

懸垂(男性)の平均回数:8回

1分間の懸垂世界記録は68回

1分間の懸垂世界記録はADAM SANDELさんが2018年12月8日に68回という記録を出しています。(詳しくはギネス世界記録公式ページへ)

 

もし懸垂に自信がある方は68回を目指してみるのもいいかもしれませんね!

 

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さらに詳しい懸垂のギネス世界記録を知りたい方はこちらの記事へ

懸垂の体重別平均値・男性・女性別

男性体重別の懸垂平均値

体重初心者初級者中級者上級者アスリート
50kg1回6回15回27回40回
55kg1回6回15回26回39回
60kg1回7回15回26回37回
65kg1回7回15回25回36回
70kg1回7回14回24回35回
75kg1回7回14回24回34回
80kg1回6回14回23回32回
85kg1回6回13回22回31回
90kg1回6回13回21回30回
95kg1回6回12回20回29回
100kg1回6回12回20回28回
105kg1回5回11回19回27回
110kg1回5回11回18回26回
115kg1回5回10回18回25回
120kg1回5回10回17回24回

 

女性体重別の懸垂平均値

体重初心者初級者中級者上級者アスリート
40kg1回1回6回14回24回
45kg1回1回6回14回24回
50kg1回1回6回14回23回
55kg1回1回6回14回22回
60kg1回1回6回13回21回
65kg1回1回6回13回21回
70kg1回1回6回12回20回
75kg1回1回6回12回19回
80kg1回1回5回11回18回
85kg1回1回5回10回17回
90kg1回1回5回10回16回
95kg1回1回4回10回15回
100kg1回1回4回9回15回
105kg1回1回4回9回14回
110kg1回1回3回8回13回

※目安 初心者=筋トレ経験なし、初級者=筋トレ歴1か月程度、中級者=筋トレ歴6か月程度、上級者=筋トレ歴2年程度、アスリート=筋トレ歴5年以上

引用元:strengthlevel.com

 

懸垂が平均回数よりも少ない場合は別のトレーニングメニューで背中の筋肉を鍛えるといいですね!

懸垂の平均回数は実際もっと少ない可能性が高い理由

懸垂の平均回数は成人男性で8回というデータがありますが、この平均回数は実際にはもっと少ない可能性が高いです。

懸垂にトライしたときのことを思い出してみてください。意外と全然できない方が多いのではないでしょうか?

 

懸垂の平均回数は実際はもっと少ない理由として

  • 懸垂は難しすぎてスポーツテストから外された
  • 自衛隊の体力測定で最低評価が8回である

ことがあげられます。

 

懸垂の成人男性の平均回数8回が実際はもっと少ない可能性が高い理由をさらに詳しく解説していきます。

懸垂の平均回数が実際はもっと少ない理由① 懸垂は難しすぎて小中学校のスポーツテストから外された

・旧スポーツテストの見直し
1999年(平成11年)を目処に、旧スポーツテストを全面改訂することになった。

安全性の重視・種目と記録の妥当性・場所や計測法の簡略化が要求され、以下の項目が削除対象となった。

・懸垂腕屈伸・斜懸垂 – 筋力不足で懸垂ができない対象者が多数あり、調整力調査すら不可能な種目である。

引用元:wikipedia

懸垂の平均回数が少ない理由の1つとして、懸垂が難しすぎて1999年に日本の小中学校のスポーツテストから懸垂が外されています。

懸垂が1回もできない子が多すぎて、テストとして成り立たないことから外されたということですね。

 

先ほど平均回数を紹介しましたが、13歳で3回、14歳で5回、15歳で7回というデータを考えるとそれなりにできているはずなのですが、懸垂をできない子が多すぎてスポーツテストから外されるぐらいなので実際には平均回数が少ない可能性があるということです。

懸垂の平均回数が実際はもっと少ない理由② 自衛隊の体力測定で最低評価が8回である

vip-fun.blog.jpより

懸垂の平均回数が実際にはもっと少ない理由の2つ目として、自衛隊で1年に1度行われる体力測定での懸垂の最低評価である4級が8回だからです。

 

トレーニングのプロフェッショナルである自衛隊員でも全員が8回できるわけではないのにも関わらず、成人男性の平均回数8回は少し多い可能性が高いです。

ちなみに自衛隊の体力測定最高評価である1級は17回以上です。

平均回数はあまり気にせず懸垂を頑張ろう!

懸垂(男性)の平均回数:8回

実際のところ懸垂の平均回数を気にしなくてもいいでしょう。

あくまでも目安程度に考え、懸垂でどんどん筋肉を大きくしていくには連続して6回~12回できると筋肉をしっかり刺激できるので、この数字を目指しましょう。

 

懸垂は背中を鍛えるには最高に効果的なトレーニングメニューなので是非懸垂で背中を鍛えましょう!

 

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