
この記事では懸垂で大胸筋は鍛えられるか?という疑問の答えを知れます。
結論を言ってしまうと懸垂はある程度、大胸筋が使われるため少しだけ鍛えられます。
SNSなどでよく「懸垂で大胸筋が筋肉痛になった」という投稿をよく目にします。
懸垂して大胸筋がキテるって事は本来懸垂で使う筋肉使えてないなぁ•••Orz
— kyoki (@kyoki_) 2011年6月3日
懸垂したら大胸筋に効きました笑
— ひでいと (@hideitoh) 2015年11月2日
結論を先に言ってしまうと懸垂で大胸筋はある程度使われるため少しだけ鍛えられます。しかし懸垂でメインに大胸筋が鍛えられる訳ではないため、大胸筋を懸垂で鍛えるという考えはおすすめではありません。
懸垂で大胸筋がある程度、使われていることについて深堀していきます。
懸垂したら大胸筋が筋肉痛になった?実はある程度鍛えられる
「懸垂したら大胸筋が筋肉痛になった!」「懸垂で大胸筋って鍛えられる?」という疑問を持った方が多くいます。SNSなどでこういった投稿をよく目にします。
結論から言うと懸垂で大胸筋は多少使われるためある程度は鍛えられます。
上記の懸垂をしたときの筋電図を見るとわかるように大胸筋がある程度使われていることがわかります。しかし懸垂でメインに鍛えられる背筋の4分の1程度しか使われていません。
懸垂は背中の筋肉をメインに鍛えるトレーニングなので、懸垂では胸の筋肉である大胸筋はあくまで副次的に使われています。
大胸筋は押す動作で使われるので、懸垂は引く動作のため大胸筋がメインに鍛えられることはありませんのでそこは注意しましょう。
懸垂で大胸筋がメインでは鍛えられない具体的な理由をみていきましょう。
懸垂で大胸筋がメインでは鍛えられない具体的な理由
なぜ懸垂で大胸筋がメインでは鍛えられないのでしょうか。
具体的な理由として、大胸筋は押す動作で活躍する筋肉なので、引く動作である懸垂では大きくは鍛えられません。
大胸筋を鍛える有名なメニューで、腕立て伏せ・ベンチプレスがあります。このメニューの動作を見るとわかるようにどちらも押す動作で大胸筋を動かして、筋肉を刺激しています。
懸垂で大胸筋がメインに鍛えらてしまうなら腕立て伏せ・ベンチプレスで広背筋が鍛えられてしまうということになってしまいます。
大胸筋を鍛えるメニューの腕立て伏せ・ベンチプレスは押す動作である
つまり引く動作である懸垂で大胸筋が筋肥大するほどは使われていません。
腕立て伏せとベンチプレスの動画
懸垂は大胸筋ではなく背中の筋肉がメインに鍛えられる
懸垂は背中の筋肉である「広背筋・僧帽筋・三角筋・大円筋」がメインに鍛えられるトレーニングメニューです。
バリエーションを変えると腕の筋肉である上腕二頭筋が鍛えられます。
大胸筋が全く使われないということはありませんが、大胸筋がメインに鍛えられて筋肥大させたい!というのは間違った考え方であるということはハッキリと言っておきます。
懸垂は背中の筋肉をメインに鍛えることができる
- 広背筋
- 僧帽筋
- 三角筋
- 大円筋
懸垂で鍛えられる筋肉についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
懸垂の正しいやり方・フォームはこちら
正しいやり方・フォームをしっかり身につけて効率的なトレーニングをしましょう。
懸垂の正しいやり方・フォームに関してはこちらの記事で徹底解説していますので、是非チェックしてください。
間違った懸垂は非効率!正しいやり方で鍛えよう!
懸垂で大胸筋がメインで鍛えられるというのは間違った考えなので、懸垂で大胸筋を鍛えるというのは非効率なので注意が必要です。
大胸筋は押す動作で鍛えられ、懸垂は引く動作なのでそれぞれどこが鍛えられるかを把握し、目的に合ったメニューを選びましょう。
せっかくトレーニングをしているのに目的に合ってないトレーニングをしてしまうと非効率なトレーニングになってしまいます。
懸垂は背中を鍛えるには最高に効果的なので背中を鍛えるなら確実に取り入れるべきメニューですよ!
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